ベン・ハーから考える平和憲法

2017年5月3日 19時56分 | カテゴリー: 活動報告

子どもの頃観た映画でも印象深いのがチャールトン・ヘストン主演の『ベン・ハー』。あれはなんと1959年製作だったのですね。迫真の命がけのチャリオットレース(戦車競走)とキリストの死による人々に起こる奇跡が子どもでも心に残りました。リメイク版を観ました。まずは凛々しいジャック・ヒューストンに一目ぼれ。ユダヤの王族として自分の幸せを守ろうとしつつも正義感を封じられない姿。無実の罪でローマの奴隷となって5年、船が敵の襲撃により沈没するも一命と取り留める姿。復讐に挑む時や和解の時の表情や演技。それとともに、戦いをだれも望んではいないのに、平和に暮らしたい庶民の意に反して、為政者の傲慢により憎しみや裏切り、分断がドミノ倒しのように止められなくなるのは、現代でも通じる教訓であり、国も時も越えて人間はまったく進歩していないのか、と思えました。

今日は憲法記念日。世論調査では戦後の日本の平和維持や国民生活の向上に憲法が果たしてきた役割をどう評価するかという問いには「かなり役に立った」29%、「ある程度役に立った」47%で計76%という結果になったそうです。失くしつつあることに気づき、失くしてから取り返せないことに気づき、世界を見渡し、手にし続けている私たちがまず自覚し、平和がとても手に入れにくい稀少で貴重なものだと認識することが急がれます。平和がふつうではない、珍しいことだということ。