花まつりの日に

2017年4月10日 08時34分 | カテゴリー: 活動報告

4月8日はお釈迦様の誕生日。この日に合わせて、私の住まいから徒歩2分の明静院では中世の造立された木造の薬師如来坐像が公開されました。

お釈迦様にも薬師如来坐像にも中世にもあまり関心があるとは言えない疎い私ですが、この話にありがたさいっぱいになり観に行かせて頂きました。そういえば、明静院と同じように、私が通った徒歩1分の赤坂幼稚園(今は幼稚園はとっくにないですが、一ツ木通りからも入れます)は4月8日のお釈迦様の誕生日を祝っていました。なつかしい。

御姿を拝見するとなんともやさしいラインとお顔立ち。本草の胎内には願文が納入されていて1574年造立とわかりました。像容は室町時代後期ごろの仏像の特徴がうかがえ、また「現在は失われていますが両手の掌に薬壷を持っていた」という一般的にはみられない特徴もあるとのことです。灯台下暗しですが、明静院は天台宗寺院で1530年に開創されたそうで、東隣に鎮座する岩戸八幡神社では古墳後期や平安時代の住居跡が発見されているそうです。知らずに何年もラジオ体操でお世話になって体調がよかったのですが、まちがいのないパワースポットなんですね。

今、『御朱印』集めが人気だそうで、ネットでの転売が横行しているそうです。「神仏の売買、おやめください」と警告したり「お参りしてこその御朱印」という正論の意見もあります。はやりってなんなのでしょうね。すべてに疎い私は花まつりに観た薬師如来坐像のお顔をひっそりと思いだしました。