クリスマス・イブに

2016年12月24日 19時21分 | カテゴリー: 活動報告

クリスマス年末年始はあわただしい。子どもがあまり家にいなくなって手がかからなくなっても、年の瀬の忙しさは変わらないようで不思議です。

さみしい気もするけれど誕生日も記念日も行事の日も特別な日ではなくなって数年経ちました。今年とうとう我が家ではクリスマスの食事も23日にすませてしまいました。それも家族全員ではなく・・・。かつて毎年のようにカトリック信者の多いフィリピンでクリスマスや新年を過ごしていた頃の特別な高揚感は嘘のよう。イブは深夜まで親戚も含む家族が集い、ミサに行く、ほんとに大事な日だったし、実は私のフィリピン人の友達家族は子どもが成人してもけっこうばらけないで家族で過ごしています。

日本では産めよ増やせよ働けよ、国を愛せよ誇りに思えと命令まがいの国策が張り巡らされています。調子のいいこと言ってもだれも国を信じない。赤字国債1.7兆円追加発行、防衛費5兆円のお気楽さ、オスプレイ事故、沖縄振興予算200億円減の見せしめ・お仕置き、南スーダン7月の武力衝突PKO部隊の日報廃棄、カジノ法案可決とギャンブル依存症対策費5億3000万円、医療介護負担の増加、保育待機児童と保育士不足、不正規雇用の不安、奨学金という名の借金、原発推進、2020年のオリパラの予算財源の無責任。

2016年度、出生数が初の100万人割れ。亡くなった人は約130万人。人口の自然減は過去最大の31万5000人。これが国民の答えです。政府の一部の人たちに振り回された社会は分断され仲たがいの連鎖が起こり歯止めがない。英国人ジャーナリストマイケル・ブースさんは日本人の幸福度が低い理由として「主体的に人生を切り開こうとしない」と指摘しています。また幸福度の高い北欧の子どもたちは大学まで貧富の差によらず均質な教育が受けられ「将来は何にでもなれる」と教えられる。日本の難点は政治不信。また「他人と比較する必要がなければ幸福を感じやすい」とも。的確な助言を受け止め、まず自分から始められることから始めようと思います。