介護保険はどうなるのか

2016年11月21日 15時37分 | カテゴリー: 活動報告

横浜11日に横浜の開港記念会館で淑徳大学の鏡諭さんの講演を聴きました。介護保険がスタートして15年がたちました。現在は2025年にむけての地域包括ケアのしくみを作る一方で新しい総合事業への移行を進めています。2013年の社会保障の見直しでは公的支援を小さく、地域福祉を大きくという方向に舵を切ることになりました。すべては経済的な問題のための改正。医療保険と違い介護保険給付を受けている人は全体の7.8%と低く、月々の約5000円以上に上る負担はかなりのものです。しかし、2週間に1度の割合で起きている介護殺人と介護を担う人557万人、高齢者世帯や老々介護の増加、介護離職の実態を考えれば、介護保険は普遍的であるべきだし、サービスを整えておくべきとの発言でした。

今後の改正の議論は軽度者へのサービスを見直し、利用料負担を1割から2割にする、中重度者への重点化を図るなどして保険料負担の上昇を抑制しようとしています。自治体は地域の担い手が事業を継続できるように支援していくことが役割であるとの自覚が必要です。給付と負担の有り方を考え必要なことには公費を当てたりや補助金をつくるなどの具体的な支援で対応していかなければなりません。資料もたくさん配布され多くを学ぶことができました。