平和について

2016年10月28日 14時19分 | カテゴリー: 活動報告

世田谷児相第1次世界大戦中の1915年12月お生まれになられた三笠宮さまが100歳で亡くなられました。三笠宮さまは太平洋戦争では青年将校として戦地の中国南京に赴任しておられます。1944年1月、「支那事変に対する日本人としての内省」と題し、「現在日本人、特に軍人に欠如しているものは『内省』と『謙譲』」と記し、軍部に猛省を迫ったと言います。また、日本軍の残虐行為をテーマにした映画を持ち帰り昭和天皇に見せたこともあったということです。「聖戦という大義名分が事実とおよそ懸け離れたもの」「聖戦に対する信念を完全に喪失した私としては、求めるものはただ和平のみとなった。」と著書に苦悩を吐露しておられます。

人権も教育も福祉も経済もすべてが平和の上に成り立っています。でも平和は決して当然の前提ではありません、ある意味とてももろい。戦後71年、日本で戦争を知る人、語ってくれる人が先立っていかれる中、どのように平和を守っていけばいいのでしょうか。脅すでもなくヒステリックになるのでもなく・・・。たくさんの映画、記録、読み物があることを糧に自分の手で広げていくのも大切ですね。