生物多様性を考えることとは

2016年8月12日 11時31分 | カテゴリー: 活動報告

今週の9日、火曜日。平熱を超える気温、アスファルトの反射熱にむっとする暑い日の新宿で救われそうな学習会に参加してきました。日本自然保護協会理事長で東京農工大の名誉教授の亀山章さんは造園学や景観生態学、地域計画学、環境緑化工学、森林科学が専門分野とのこと、何と涼しげな!!日蔭や冷たい湧水など次々に連想できることだけでもありがたい。

生物多様性とはとても新しい概念で1980年生物学者のラブジョイが「地球の生物学的多様性の減少はわれわれの時代の最も基本的な問題である」と記したのが最初だということです。確かに海や空は果てしなく広く自然環境は無償で無尽蔵にあることが前提みたいな軽い気持ちで開発や便利に没頭してきた先進国の100年。気づいたらこんなことに!!将来世代に暗黒の未来をもたらしてしまった。ほんの一握りの先進国の傲慢な金権主義と環境破壊。雄大な自然はNOを突きつけてきたことにまだ素直になれずバラバラと合意の取れないままの先進国。私一人が真剣に考え取り組んだって地球を守れないとのあきらめは政治に対するそれとよく似ています。

「人類の生活は自然の恵み=生態系サービスに支えられている。衣食住など物質的な供給サービス、気候の緩和や洪水防止などの調整サービス、伝統文化や芸術などをはぐくむ文化サービス。」なんと私たちの生活のすべてが自然の恵みによるものなのです。生物多様性は4つのインパクトすなわち開発、過剰利用、汚染など人間活動、里山の荒廃、中山間地域の環境変化など人間活動の縮小や生活スタイルの変化、移入種など新たな問題、地球温暖化物質の増大による地球温暖化に伴うものにより危機的状況にあるとの説明でした。

無くしてみないとわからない、と言ってはいられない。平和も自然環境もお金で買えない。無くしたとなったら、お金で買えると言い張っていた人にもお金で買えないとこつこつ努力してきた人にも公平に平等に影響が及びます、原発事故と同じように。生物多様性