子宮頸がんワクチンの薬害を忘れない

2016年3月31日 21時59分 | カテゴリー: 活動報告

西野川にできた狛江市初の認定こども園パイオニアキッズの内覧会に行きました。

西野川にできた狛江市初の認定こども園パイオニアキッズの内覧会に行きました。

子宮頸がんワクチンの接種を受け、全身の痛みやしびれなどの副作用を訴える女性たちが国と製薬企業2社に損害賠償を求める集団訴訟を7月までに起こすことを決めたという新聞記事を目にしました。このうち17歳~21歳の女性4人と弁護団が昨日、記者会見をしたそうです。子宮頸がんワクチンは子宮の入り口付近できる子宮頸がんの主な原因であるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防するワクチンで、筋肉注射を3回接種します。20代~30代の若い患者が急増したことで、2013年4月から小学校6年~高校1年に相当する女子を対象に原則無料の定期接種を始めました。ところがけいれんなどの副作用報告が相次いだため、厚生労働省は同年6月接種に対して「積極的な勧奨」を中止したことはみまさんの記憶にあることだと思います。2014年11月までに小中高生ら約338万人が接種を受け、2584人が副作用を訴えました。生活者ネットではこのことをいち早く議会で問題にし、実態の解明と副作用と訴える方たちへの寄り添った支援、相談窓口の設置や接種に対する丁寧な説明の実施、積極的勧奨の即時中止などを求めてきました。

記者会見に臨んだ4人の女性たちはそれぞれに大きく変わってしまった学校生活や人生についての現状を訴えました。学校に通うこともままならない、このままの体力では就職が難しい、全身の激しい痛みやしびれのため片道3時間の通院を続けている、など聞くだけでも痛ましい話が当事者の口から語られました。中には体調不良のため途中で退席し、「副作用のことは教えてもらえなかった。マイナスの話もして、本当に接種したほうが良いのか考えられるようにしてほしい」とお姉さんが代読した方もいらっしゃいましたが、基本の説明責任すら果たさなかった強引な接種のあり方が浮き彫りにされたといえます。

人災といえるものは絶対に避けなければなりません。原発事故、戦争・紛争、薬害など私たちが過去に学び、決して繰り返さないようにしなければいけないのに、なぜ人は過ちを繰り返してしまうのでしょう・・・これからもしっかり必要なことに声を上げていきます。