院内集会で香山リカさんと尾木ママの話を聴く。

2016年1月19日 16時20分 | カテゴリー: 活動報告

今日の午前中、参議院議員会館1階講堂で「学校事件事故の重大事案における初動調査と情報共有の重要性について考える学習会」に参加しました。

開催趣旨として「子どもたちに起きた学校に関わる重大事故・事件・自殺に対して、学校における調査システムは確立されておりません。そして、それは事件・事故・いじめを現場で見ていた子どもたちに及ぼす、心理的影響も計り知れません。不幸にも犠牲となってしまった子どもたちの人権、そして、その親の権利回復、再発防止のための議論を深めていきたいと思います。」とあります。

その思いをしっかり受け、精神科医の香山リカさんは「大人になって何らかの依存症で診療する患者さんたちは子ども時代に親からの性的虐待を受けたり、学校現場の暴力に合う、近くで身近な人の死を見たなどのトラウマを引きずってれるために依存症になるケースがある。事実を聴いてくれる大人や機関があったらと思う。また、心のケアとして広く行われてきた『早く心の内をさらけ出す』というやり方は現在は有害とされ、安心安全の確保、ゆっくりできる環境を提供することが大切とされる」などの話をされました。

教育評論家の尾木ママこと尾木直樹さんは「生放送などすべての仕事をキャンセルしましたが、この場は来なくてはと来ました」とまず話されました。マスコミでも報道されていますが、先日の軽井沢のスキーバス転落事故で尾木ゼミの学生が亡くなったり重傷で入院しているので、尾木直樹さん自身が大切な人を突然の事故で失った当事者なのです。「子ども側に立てないおかしい学校現場。国の在り方、構造が間違っている。もうけ主義の株式会社の学校がお金で親に高卒を買わせる、教師は人格を傷つける言葉を発する、組体操は去年だけで全国で8500人が病院搬送された、海外でも盛んな柔道だが日本で長年繰り返し発生する死亡事故は1件もない。僕は子どもの世界に住みつづけ、代わりに子どもの声を発信する」をおっしゃいました。

「いのちをたいせつに」する社会から、どんどん遠ざかっている気がします。ぺらっぺらな口先だけの「国民の生命と財産を守る」として数々の政策が打ち出され、国民の承認を取ったとして進められています。「それは本当?何のため?」と考えること。したり顔の美辞麗句に騙されない批判力と賢さ、連携と行動力をもって、70年続いた『平和』をまず守らないと。平和で困ることはありますか?戦争で喜ぶ人は誰ですか?