都立農業高校の文化祭はすごい!!

2015年11月12日 14時57分 | カテゴリー: 活動報告

先日の日曜日、府中駅から徒歩5分、都立農業高校の文化祭に行ってきました。この都立高校はなんと開校は1909年、明治42年。都市園芸や緑地計画、服飾、食品化学と食物の5つの科で3年間、座学だけに偏らず、専門的に学ぶことができるのが大きな特徴で、今はこういったタイプの高校は増えていて人気があるように思えます。食物科では3年間で調理師免許が取得できる専門学校の役割も果たしているのも魅力です。

なにより、よく言われる「受け身、無関心、無感動」とは程遠く、みんな堂々と自信に満ちて、いきいきとはじけています。好きなことを存分して、自分の個性を伸ばすには、保護者や教員といった大人は困ったと声をかけて来たら出しゃばらない程度に関わり、あとは黙って見守る方がいい結果になるし、たとえ失敗したとしても、チャレンジしたことやそのプロセスをたっぷりほめて、がんばりを共感するのがお互いハッピーかなと思います。そんな風に指導したのかと思える服飾科のファッションショーは胸がときめき、感動でうるっときました。食物科は中華のメニューで、あんかけチャーハンと上海やきそばのどちらかと点心3品。手作り感満載で、食堂自体もかわいく飾り付けされていて、ウエイトレスはチャイナドレス姿でした。

普通科を選び、大学を出るばかりが人生ではない、とはわかっていてもなかなか日本は変わらない。私の友人のドイツ人は夫婦で建築家ですが、ふたりとも『高卒』です。友人曰く「大学には25%ぐらいしか行かない。行く人は学問を究めたい人たち。高校で専門性を身につけられるし、税制などの優遇もあり、酪農などの職種も若い世代が選んでいる。」介護離職ゼロなんて簡単に今更言っているこの国のリーダーとは大違いな政策を実行しているドイツが国民も頼りがいがあります。