狛江市の在宅医療に希望が見えました☆

2015年10月26日 15時46分 | カテゴリー: 活動報告

10月25日、西河原公民館で「くらしを支える在宅医療」という講演会に参加しました。学習室が満員となる盛況さは市民の関心が高いことが一目瞭然。今年5月開業した、狛江市で初めての訪問専門の診療所「すまる」の医師である吉川哲矢氏のお話はわかりやすかったし、親しみやすかったです。在宅医療は計画に基づき定期的なものですが、昔ながらの往診は患者の求めに応じて臨時的であるとの違いがあります。通院がむずかしくなった方が対象となるので、きめ細やかな日常のケアと簡単な手術や点滴など総合的な手当てが自宅で行われます。在宅療養を可能にするには、ご本人はもちろん家族との信頼関係を築くことがたいせつな要素となります。

「すまる」とはスバルの古い日本語で、古事記での「統まる」はひとつにつながっているという意味。徒然草には「住まる」住むことができるという意味。吉川先生の診療所への思いが詰まっています。

狛江ネットでは何年も、狛江独自で在宅医療の医師の必要性を指摘してきました。他の地域での取り組みを紹介したり、先駆的に在宅医療の実践をしている医師の講演会も行ってきました。今回、確かな臨床経験と慈恵医大などとのネットワークをもつ吉川先生が狛江を選んでくれたことを幸運に思います。患者中心の医療は「相手に不安を与えない。医学的だけではない心理的・社会的な病いにも目を向けた総合診療専門医」の活躍とともに実現していくことが実感できました。