感覚統合について知ってください!

2014年12月12日 10時41分 | カテゴリー: 活動報告

感覚統合理論は、1960年代、米国の作業療法士A.J.Ayres博士によって体系化された発達理論で、発達障がい児のリハビリテーション、療育実践として、主に医療現場(作業療法)で発展してきたそうです。そんな中で、プレーパーク世話人とプレーリーダーたちが『「楽しく遊んで子どもは育つ」大人に知ってほしい「感覚統合」の視点』という冊子を発行しました。

例えば、乱暴、集中力が続きにくい、1つのことに没頭しすぎる、片づけが下手、不注意、不器用、座っていられない、人の話を聞けない、自分の興味のあることばかりを話す、偏食、人見知りや場所見知りが強い、暗い所や大きな音が嫌い、人の気持ちがわからない、運動が苦手、勉強できない等は、感覚の統合がされていない為に起きていることも多いようです。大人でも統合がうまくいっていないこともあります。そして多くの場合、それは「個性」と言われます。人はみんな、感覚や感覚の統合に偏りがあります。その偏り方は一人ひとり違うのです。しかし、偏りの程度や数の多さによっては日常生活の中で、様々な困難が生じることもあります。特に集団生活を始める年齢になる際に、それらの困難が顕著にでている場合は、その子自身や周囲の子どもたちが困ることが多く、大人のサポートが必要になることもあります。

子どものすることの全てに理由があり、目的があり、意味があります。たとえそれが大人にとって不都合でも、小さな子どもなりの、おおきな、そして大切な肯定的意図があるのです。子どもを取り巻く周囲の大人が『感覚統合』を知っている人としらない人とでは、子どもへの理解、対応、そして眼差しが大きく違ってきます。長じては、子どもの将来をも大きく変えてしまうことにもなるでしょう。『普通でいること、みんなと同じであること』は、時として子ども達を苦しめ、困らせます。そして、それにとらわれる親もまた、周囲からの偏見に悩まされ、つらい思いをすることになります。

もっと感覚統合を知っている人を増やして、大人も子どもも自分を大切にし、自分らしく生きられる社会をつくっていきましょう。