視察報告その2 (尾道)

2014年8月19日 10時26分 | カテゴリー: 活動報告

8月4日、午後は尾道市の空き家再生 プロジェクトについて視察しました。現在はNPO法人「尾道空き家再生 プロジェクト」に委託し、空き家再生事業、ゲストハウス事業、空き家バンクなどを行っています。担い手となったNPOでは「尾道まちづくり発表会」「尾道空き家談義」「尾道建築塾」などのユニークな取り組みも尾道を大切に思う市民ならではのものです。2012年からは、「おのみち暮らしサポートメニュー」として所有者や新規居住者のハードルとなっていた空き家の改修や管理・運用を同NPOが代行するサービスを開始し、4年間で約100人が移住したそうです。尾道では古いものを残して使っていく文化があること、地形的に傾斜地が非常に多く住宅が密集しており建て替えができないことから、空き家対策の先進自治体となったと考えられ、当然ながらどの自治体でも真似ることができるわけにいかないです。

5日は尾道市民病院を訪ね、尾道方式と言われる主治医を中心とした「早期発見・治療システム」と「地域ネットワーク」のしくみを学習しました。医療と介護の連携で、退院時から在宅療養までのケアを継続て行うために医師をはじめケアマネジャーや看護師などや高齢者とその家族が参加するケアカンファレンスが特徴です。今後の高齢者の増加と看取りの問題、人口減少と介護保険の疲弊の現実を深刻に考えれば、狛江ならではの課題解決を含め、地域包括ケアシステムをどうつくるのかは喫緊の課題です。介護や医療の実情や高齢者の実態、先進自治体の取り組みを知ると焦ります(*_*;。いずれにせよ、たいへん参考になる視察でした。