お引っ越ししたキートスに行って来ました(*^^*)

2014年8月2日 12時27分 | カテゴリー: 活動報告

調布市の青少年の居場所キートス。2010年7月に小島町の1DKで活動を開始し、登録者数の増加で手狭になったことから、去年つつじヶ丘北口駅徒歩1分の好条件の物件にお引っ越ししました。

若者支援は厄介で難問。キートスにくる子の半数は中高生で、不登校の子やひとり親の家庭の子も多くいますが、半数は18歳以上の若者です。仕事がなかなか続かず引きこもりがちだったり、養護施設出身、障がいがあるなど生きづらさを抱えた子が多く訪れるとのことです。そしてキートスの何よりの特徴は、訪ねてくるどの子どもにも「ここが家」、家庭、家族として凛と、ぶれずに存在していることです。その確かさがホンモノかどうか、おとなを信じられなくされた子どもたちから執拗に試されます。代表の白旗眞生さんはある子から1時間にわたり尖ったペンでからだを突かれたそうです。ナイフも持ったその子に「やることもいっぱいあるし今死ぬわけにいかないの」といい、けっして拒絶はしなかった。その後一切その子はそういったことをしなかったとのことです。受容の偉大さ。

「手づくりのご飯をいっしょに食べる。」みえないけど食べれない子がいっぱいいる現実。日本の子どもの貧困率は15.7%、6人に1人のこどもが貧困状態にあるのです。それを受け、毎日昼と夜の食事を提供しています。食材は地域の農家やフードバンクからもきますが、食べ盛りの子どもたちは肉が食べたい・・・。どうにか膨大な食品ロスをなくすためにも需要と供給を調整し、必要とするところへ届けたいものです。

キートスは家なので、利用するのも食べるのも無料です。一貫性があります。けれど、バイトをはじめた子たちに強制ではないけどウルトラマン貯金というのを呼びかけ、後輩(弟妹)たちのおやつを買ったりするそうです。

キートスの地道な活動をよそに西東京市では中学校2年の男子が3~4年間にも及ぶ継父からの暴行の末自殺という事件が起こりました。子どもたち自身が安心して相談できる場、逃げ込める場が必要です。その前に、自分を守るための声を発する権利が子ども自身にあることを子どももおとなも知らなければなりません。