3月議会報告

2014年4月1日 00時48分 | カテゴリー: 活動報告

◇誰もが尊厳をもって暮らせるまちをつくるために
 2014年度に見直しされる男女共同参画推進計画は194事業で構成され、重点施策としてはドメスティックバイオレンス(DV)や人権侵害の根絶、ワーク・ライフ・バランスの推進、子育て支援に取り組んでいます。「性別にとらわれない人権の尊重という意識が市民に浸透する」社会構造を進めるために市長、教育長とも人権尊重思想の普及や人権教育の推進を重要課題と位置づけ、理解と関心を深めていくよう啓発活動を展開していくとの答弁を得ました。内閣府が2011年度に実施した調査では、実に3人に1人の女性が配偶者から暴力を受けているとの結果でした。狛江市でもDVは社会全体の深刻な問題として認識しており、11月の「女性に対する暴力をなくす運動」期間にはDVとは何か、どこに相談できるのかなどをパネル展示したり、2013年2月にはDV防止講演会の開催したとのこと、今後もより多くの市民への啓発活動を実施していくということでした。今年1月に視察したDV対策、被害者支援の先進的な取り組みとしての「長崎モデル」は➀相談から自立までの切れ目のない支援➁暴力を未然に防ぐための予防教育の充実➂NPOなど民間団体との協働を重点化していることが特徴です。DV被害者は生活困窮者となる場合や子どもの虐待、ひきこもり、不登校などの背景に過去や現在のDVが関係することも考えられます。狛江市でも相談支援は福祉、保健、医療、教育など様々な分野の機関で対応しているとの答弁でした。長崎モデルではDV予防教育を学校内で中高生に実施しています。DV予防は被害の重大化の防止、早期発見と対応と望まない妊娠や中絶、貧困の連鎖、いじめ、うつ、虐待、自殺などの予防につながる可能性があります。またDV被害者の同伴児童の学習面や情緒に配慮した支援も充実しています。狛江市でも被害者の側に寄り添った支援を進めるよう要望しました。
◇都市計画道路の整備と見直しは市民参加で進めよう
 狛江市での第3次事業化計画の優先整備路線は3路線です。都施行の3・4・2号線水道道路は2015年度中の事業認可を目標とし地域住民からは早期に歩道の確保の要望があるとのこと、市施行の調布3・4・16号線は2014年度中の事業認可を目標とし電線の地中化など周辺環境への配慮の要望、3・4・23号線は現在事業中であり早期完了の要望があるとの答弁でした。長期に渡り今日まで事業決定がされていない路線については必要性を市民参加で議論するよう指摘しました。市民からは地域コミュニティーの分断や緑の喪失、財政状況からも整備するかしないかを仕分けすべきとの意見は尊重に値すると思います。第4次事業化計画にむけて、狛江市の整備計画については適切なタイミングで十分な情報提供をし、市民理解を得ながら進めるとの答弁でした。東京都が行うパブリックコメントの市民意見は反映すべきだし、市民参加を一層進めた都市計画決定手続きの改革が必要だと指摘しました。

◇2014年度一般会計予算の原案に賛成しました。

8人の予算特別委員会の委員として審議しました。子ども目線での子ども支援施策として、市長公約の常設のプレーパーク設置にむけ、昨年10月から設置準備委員会で狛江のプレーパークがめざすもの、常設場所などを検討していることは高く評価しています。子どもの主体性を重視した外遊びの保障、多世代の交流の場、そして市民協働事業としての意義は今までにない狛江の画期的な取り組みであり、可能性に満ちています。長年1人だけだった家庭福祉員、現在は経験豊かで人格的にも信頼できる3人が活躍中です。4月に4人になるとのこと、保育ニーズの高い0・1・2歳に対して家庭的保育は安心できる望ましい保育形態といえます。運営が円滑になるよう配慮を求めました。不登校児童・生徒への支援については教育部として民間のフリースクールなど関係機関との連携を検討するとの答弁は大きな進歩と素晴らしい変化であり、今後の進捗を見守ります。保育園の民営化はこれを機にどの保育施設でも格差のない特色ある保育が実施されることを期待します。家庭福祉員などを含めた市内の事業者の連携を深め、狛江独自で新しい事業者ややる気のある若い保育者を育成する視点が必要と指摘します。中学校給食センターでは食缶方式であたたかい給食が配膳され、エレベーターが設置され、食缶食器は環境に配慮した石けんが使用されるとのこと、狛江ネットの提案していた給食が実現することも評価します。また、放射能測定においては市民の安心につながる空間放射線量の見える化に取り組んでいます。各地域センターや地区センターの改築や改修も進んでいる中、一点集中で財源を投入し市民センターと中央図書館を充実するのではなく、地域包括ケアシステムや防犯防災意識の醸成を踏まえた市民による主体性と個性ある地域をめざしたまちづくりがより大切に思われます。長年必要と認識しながら先延ばしにしたワンストップサービスの構築に組織改正し、本格的に着手することは市民サービスの向上に直結するもので高く評価できます。敬老金に関しては今後も現状維持していくのかは課題だと指摘します。市民参加については行政、市民とも経験と実感不足で数々の手法を多く経験することが必要です。停滞から躍動へ狛江が足らずで変わりました。スピード感と実行力のある市政運営を評価し創造性ある職員力に期待します。