「私は子どもたちに何を残してあげられるのか」を問う

2013年10月27日 20時59分 | カテゴリー: 活動報告

10月25日、秘密保護法案が閣議決定され、国会に議論の場が移ったわけです。9月にたった15日間しか実施されなかったパブリックコメントには異例とも言える約9万件の意見が寄せられ、うち反対が77%に上りました。反対の主な理由は「国民の知る権利が脅かされる」「特定秘密の範囲が不明確」といったもので、圧倒的多数の国民の意見を無視したことになります。原発稼動に対しても民意を無視しており、主権在民を認めない憲法改正への道を確実にすすんでいると言えます。

完璧に国民はなめられている!!少子超高齢社会は世界では絶句される深刻さ。自慢の国民皆保険が危うい。非正規雇用で年金ももらえない。TPPで食糧自給は破綻。原発の収束には人生が何度あっても足りない。消費税は8%ですむわけない。不安と恐怖で固まってしまっている私の心。日本の子どもたちに希望を残すための知恵がほしいです。

先日19日、20日に松本市で全国自治体シンポジウム「地方自治と子ども施策」は開かれ参加してきました。基調講演では韓国の京畿道教育長キムサンゴン氏が子どもである前に人間として尊重されることを明記した「児童生徒人権条例」を制定し、人権保障のために努力する実践の取り組みについてお話されました。京畿道は人口1300万人で、キム氏は2009年の住民の直接選挙で選出された教育監。韓国でも学力偏重、公教育の崩壊とともに校内暴力やいじめは社会問題をなっているそうです。非人権的な教育を必要悪とする風潮に対し、キムサンゴン氏は教育は競争ではなく協同・協力、成績ではなく自己成長、指示・統制ではなく自立自由といった理念を実現する革新学校を広め、子どもだけでなく保護者や教員からも評価を得て、教育改革の成果をあげています。キム氏は「成熟な社会は子どもが言ったことだけではなく、言わなかったことに対しても耳を傾ける社会である。言わなかったことの方が重要なこともある。」と最後に語ったことに感銘をうけました。現在は松本市長であり、甲状腺がん専門外科医の菅谷昭氏はドストエフスキーの言葉を引用し「一粒の子どもの涙は地球より重い」と話し、人類の宝である子どもの命を守る決意を呼びかけました。私も重く心に留めました。