「いのちを輝かせるために」私たちができること

2013年2月11日 23時40分 | カテゴリー: 活動報告

今日はNPO法人フリースペースたまりばが主催したイベントに参加しました。第1部は元夜間中学教員の松崎運之助(みちのすけ)さんが講演しました。大抵の大事なものは見えないものですが、冬は見えないものが見えるようになるというのです。それは息。白く息が見える。金持ちもそうじゃない人もどの人もみんなは平等だということを知る戒めのために。あたりまえのことに感動できる冬のよいところ。でも満員電車に乗り込むと深海魚のようになる・・・。本当の学びとは何なのでしょうか?どこから空なのか?という疑問。空色、水色、肌色って色はあるのか?自分中心に考えるばかりでは見えてこないことがいっぱいあります。つい最近までアメリカ大陸はコロンブスが「発見」したと習ってきた私たち。今は「到着」と言い換えられていると言います。本当の学びは楽しいこと、いのちを輝かせること。

第2部は調布で1987年クッキングハウスを設立した精神保健福祉士の松浦幸子さんと金沢で1983年オープンハウス「紅茶の時間」を開始したエッセイストの水野スウさんが会場いっぱい200人を巻き込んでパネルディスカッションとワークショップをしました。誰でもかかりうる心の病、なのに同じ人間として暮らせる居場所が奪われ孤立を余儀なくされてしまいます。松浦さんは病院で列を作って無表情で給食を受け取る姿が悲しかったといいます。「ごはんを一緒に食べること」は文化。そしてごはんをみんなで食べる場があるだけでみんな元気になれることがわかったそうです。スウさんは非専門家として「何もしてないことをしているところ」で多くの人の話を聴き続けています。解き放つ、放つは話すことで、来た人の表情が変わり、「気持ちも便秘するんだ~」を感じたそうです。

人前で話すことは緊張します。人と人とのよい関係をもつことは生きる希望です。そこで安心できる場で失敗する権利をもってコミュニケーションを練習をすればコミュニケーションの方法を身につけることができる。「できているよいところほめる」こと。自分が大切にされていると感じることができる聴き方。『心の病をした人こそこの社会を変えていける』、私もこのことに確信を持ちました。今日やさしい気持ちになったことを1日でも長く保っていたいと切に願いました。