2月9日が無事終了しました!!

2012年2月10日 23時52分 | カテゴリー: 活動報告

折しも恒例の生活者ネットワークの新春の集いも開かれました

 12月9日から始まった2ヶ月間の原発都民投票を実現するための署名活動が約25万筆を集め、昨日終了しました。立川や渋谷などは深夜12時までカウントダウンの署名を続けました。私は荻窪駅前で最後の署名活動をしました。
 杉並公会堂で行われた新春の集いでは松本市長で外科医でもある菅谷昭さんの講演「放射能被曝から子どもたちを守るために 国、自治体、市民がすべきこと」を聞くことができました。1996年から5年半ベラルーシなどに在住しチェルノブイリ原発事故によって甲状腺がんなどにかかった子どもたちの手術を現地の医者に指導し、週末は汚染地域に住む患者たちの往診をしていたそうです。講演で示された写真やデータにはなんの尾ひれも付かない、まして脅しでもない現実に起こっていることです。日本では事故後、政府や専門家が「ただちに影響はない」という言葉をくり返していました。しかし自然災害と原子力災害は全く違う。原子力災害が一度起こればその汚染された地域は人が住めなくなり、自治体の崩壊につながります。そして内部被曝については実態の解明が不十分であり将来に当たる不安に人々は怯えることになります。わからないなら慎重にすべきというのが菅谷氏の主張でした。半減期30年のセシウムの土壌ノ除染は簡単ではありません。福島は7割が山であり、そこを除染するのには数100兆円かかるとも言われます。物理的にも経済的にも不可能に近いと言わざるを得ません。チェルノブイリ事故後の低濃度汚染地に見られる子どもの免疫力低下や貧血、疲れやすさ。早産・未熟児の増加(低体重児、先天性異常)。セシウムの体内蓄積。これらは長期の低線量被曝の影響であると推測されます。ガン以外の深刻な問題が多くあるということを私たちは認識すべきです。そして「日本は汚染国となったという現実を受け入れ、子どもと妊産婦の命を守ろう」と菅谷さんは訴えました。
 がんばってきた都民投票条例をつくるための署名活動。法的に必要な有権者の2%、署名数を達成しそうです。やっと私たちが原発の稼動の是非を決めるための最初の一歩が踏み出せました。小金井、八王子、府中などまだ署名を集められる地域もあります。この市民の一人ひとりの声かけの広がりを大切に、「自分ひとりなんて何の力もない」という諦めから脱し、おまかせではない市民の輪がしっかりとつながるようにしていきたいと思います。