ささやかな名もない人生にこそ光を当てよう✿

2011年11月6日 22時05分 | カテゴリー: 活動報告

11月に入りまたまた超過密スケジュールをこなしていま〜す!

 昨日は吉野よしこのおしゃべりサロン。『思春期ってなあに?−親のおもい、子のおもい』と題して臨床心理士で狛江でフリースクールこぴえを主催する、前田かおり先生の講演会を和泉多摩川駅東口のカレーショップメイ(精神に障がいのある方とともに働く場としておいしい手作りのカレーを提供している素敵なお店です)で開きました。長年さまざまな子どもに関わり寄り添ってきた前田先生の参加者への「大人ってなに?」「大人にはいつなったのか?」という問いかけから始まりました。結構難しい問題です。聞かれると明解な答えは見当たりません。オドオド。わかっているつもりでわかっていないことがたくさんあるんです。そして思春期とは自分自身に合った自我の確立、自分で軌道修正できる力を持つために精神的な『離乳期』なのだそうです。それまで親の保護下にあり、親にとって都合の良い子どもであった子どもたちが自立、自己決定、責任といった大人のキーワードを達成すべく、無駄なこと、悪いことと大人に思えるさまざまな言動をくり返していく大切な時期です。転んだり回り道をしたりしている姿を親は優しい眼差しで見守ることが大切だとあらためて教わりました。失敗することを恐れず挑戦している子どもたちの果敢さに大人は後方支援のエールを送り続ける・・・。
 私たちは子どもに何を求めているのでしょうか。ゴルフをするなら石川遼、アイススケートをするなら浅田真央、ピアノを引くなら辻井伸行、アイドルになるなら嵐、子役になるなら芦田愛菜??いえいえ、のび太が言ったそうじゃないですか。「もしぼくがいなくなったらぼくは、絶滅するんだー。」絶滅危機の天然記念物、トキについて大騒ぎしているけれど、私たちは誰でもかけがえのない存在であること、を忘れてはいけません。自分に価値がないと生きる希望をなくしてしまう子どもたち、悩める子どもたち。そんな子どもをつくってはいけません。皮肉にも一昨日、狛江市教育委員会が狛江の子どもたちを考えるというテーマでISAK(インターナショナルスクール・アジア・軽井沢)を設立するために奔走している女性を呼び講演をし指導室長との対談も行いました。私はなんだか中身がとても軽いと感じ悲しくなりました。東大だとかスタンフォード大とかソニーの会長だとかユニセフだとかの浮ついた単語が行き交い、何が狛江の子どもたちの教育環境をよくし、子どもたちが自分の持ち味を活かすことにつながるのか全く見えませんでした。
 人から立派と言われなくてもよい、ささやかで名もない人生をしっかり生きていくことのすばらしさを伝えていく活動をしていきたいと思います!!