脱原発への道すじは市民力で進めよう

2011年7月30日 22時52分 | カテゴリー: 活動報告

強まる雨の雨音を聞きながら・・・

祝島の人々の活動を支援するカンパもたくさんいただきました。映画の実行委員会『原発とめて!いのちがだいじin Komae」から上関原発を立てさせない祝島島民の会へ送らせていただきます。
祝島の人々の活動を支援するカンパもたくさんいただきました。映画の実行委員会『原発とめて!いのちがだいじin Komae」から上関原発を立てさせない祝島島民の会へ送らせていただきます。
 新潟や福島では記録的な豪雨で大きな被害に見舞われています。災害に対し根幹から認識がくつがえり、苦痛に近い感覚で報道を聞いています。昨日は「ミツバチの羽音と地球の回転」の上映を実行委員の1人として行いました。2008年にも鎌仲ひとみ監督の「六ヶ所村ラプソディー」の上映と田中優さんと鎌仲監督のトークライブをしましたが、今回観に来ていただいた人たちの多くはツイッターやインターネットなどで知ったという若い世代が目立っていました。本来ならこんな恐怖と絶望の中でエネルギーシフトを考えるのではなく、このドキュメンタリー映画の中の祝島の原発に反対する人々やスウェーデンでの再生可能エネルギーで持続可能な社会を目指す人々に勇気と知恵をもらって身近な地域から自給自足の自立的な生活への第一歩を踏み出したかったと心がちぎれる思いです。
 すでに放射能は常に環境の中に放出され続けている、それが私たち日本人の生活の現状となりました。今はいかに子どもたちの被曝量を減らすかを第一に考えなければなりません。
 今日は映画にも登場した祝島の氏本長一さんのお話を経堂の生活クラブ館で聞いてきました。氏本さんは元々5年前まで北海道で宗谷岬肉牛牧場長として働いていており、地域環境、家畜の健康(アニマルウェルフェア)、消費者の健康への責任を負い生産情報の公開を打ち出して経営理念として公表したそうです。私は今回の原発事故を契機に上関原発の計画は中止になったと思っていましたが氏本さんによるとただ中断しているだけで原発を推進していることには何も変わらないということにショックを受けました。私たちはまだまだ手をゆるめることなく、脱原発にむけての意思表示と行動を広げなければなりません。祝島ではただ反対するのではなく自然エネルギー100%プロジェクトを奇しくも今年の1月からスタートさせ地域でエネルギーを自給自足すること、伝統食の継承を地産地消の食堂で実践し、宅幼老所「おひさま」をスタートさせ子育てと介護も地域で自立的に行い、グリーン・ツーリズム事業も展開しています。人口480人、高齢化率75%の祝島が「海はカネで売らん」と30年近く大きな権力と戦い続けている。私たちも地域で力いっぱいできることをしてつながっていこうと思います。