ゆっくりゆったりで優しい社会で呼吸したい

2010年12月14日 22時27分 | カテゴリー: 活動報告

あと10日でクリスマスイブですね✿

 少子超高齢社会を円満に過ごすためには日本の私たちの生き方、考え方そのものを捉え直す必要があるのではないでしょうか。私は小学校時代が高度成長期でした。その時はまだ私が育った赤坂にも個人商店がたくさんあり、繁盛していました。銭湯に行く家も多かったです。ゆったりとした平凡な毎日が流れていました。へび山と呼んでいたところにみんなで探検に行ったり、拾った子猫を秘密基地で育てたりしていました。
 時は流れ、24時間営業のコンビニや自動販売機があたりまえになり、駅のトイレはとてもキレイになり、鼻をたらした赤ちゃんを背負う母親の姿は見えなくなった代わりにオシャレなママが犬と一緒にベビーカーで子どもを連れているのを見かけるようになりました。
 先日、新聞で『老人にはもたつく権利があるかないか』の議論が投稿されていました。年令とともに行動力や判断力が衰えるのだからいっそうの自覚と気配りが必要という意見、待てない・我慢出来ない人々の社会が何かにつけキレやすい世の中をつくっていることを自戒し、ゆとりある社会をという意見。私はミヒャエル・エンデの『モモ』を思い出し、灰色の男たちに私たちは時間を奪い取られ続けているんだなと改めて感じました。人それぞれのペースと価値観、それぞれの違いを受け入れられずたくさんのストレスをためているのではないでしょうか。
 ゆっくりゆったり暮らすことを怠け者と思わない世の中、つまづいたらいつでもやり直せる世の中、人のことも自分のことも責めずに褒めあえる世の中。赤ちゃん、子ども、お年寄り、障がいのある人が生きやすい社会が誰にとっても暮らしやすいと思います。

それぞれの違いを認め合う、フリースクールこぴえのみなさんの作品の『鳥獣戯画』が市民センターの2階に展示されました。