岩手県旧沢内村『いのちの行政』の現場を視察しました!

2009年10月30日 19時45分 | カテゴリー: 活動報告

紅葉も人も哲学もウィーンのチターとソプラノも!!感動の3日間

 10月22日から24日まで。生活クラブ福祉協議会の福祉ツアーで岩手の西和賀町を訪れました。メンバーは15人で、NPOを立ち上げ、子育て支援事業を受託している人たち、介護の現場で介護保険以前から活動している人たち、市や区の現役議員および議員経験者などです。
 狛江では、4月に『いのちの作法』というドキュメンタリー映画の上映でたくさんの人にこの西和賀町の取り組みを観てもらいました。今から50年前、深沢村長はたった7年で、豪雪・貧困・多病多死の3重苦の沢内村にブルトーザーを調達し冬にバスを通し、無医村の村に立派な医者を呼び、老人・乳幼児の医療費無料化と全国初乳幼児死亡率ゼロを実現しました。強い信念と崇高な哲学、そしてゆるぎない努力と実践力の持ち主、深沢氏の思いは今もこのまちに生きています。
 言うのは簡単、それをごまかすことなく一途にやりぬくことが殊に行政の長には求められています。そして「全責任はわたしが持つからしっかりやってくれ」といわれて初めて市民主役の市政ができるのではないでしょうか?今の狛江を考えながら西和賀を視察していて、いのちを大事にされることが“何か”より後回しにされている事を実感しました。例えばあの小さな町でも、高齢者の配食サービスは介護保険の介護度とは関係なく必要な人に届けていました。介護度のことを言うと、目が点になり、なぜか解らないようでした。

特別養護老人ホーム光寿苑で副苑長の太田受宣さんの話を聞く。一番の見ごろ!西和賀の紅葉です。
深沢村長をもっと知りたい人は「いのちの山河」が上映されます。11月14日より、新宿武蔵館にて。生命尊重こそが政治の基本でなければならない」「住民の命を守るために私は命を賭けよう」などの名言を残し、任期中に59歳で亡くなりました。