「火よりマスコミが怖い」の男子高校生の訴えは聞こえたか

2009年1月11日 16時56分 | カテゴリー: 活動報告

狛江消防団出初式に参加してきました

 不謹慎なタイトルでお叱りを受けるかも知れないのを覚悟しています。頻繁にむごい火事のニュースが目にとまります。こんなに乾燥していると我が家の気化式加湿器も2リットルが半日でなくなるし、加湿器を付け忘れると子どもたちが「なんか喉が渇く」と牛乳を(冬なのに)よく飲みます。
 今日午前中、狛江1中のグランドで消防団の出初式が行われました。去年よりは寒さはましだったとはいえ、いつもながら総勢108名団員の、そして消防少年団(女の子もいます)の皆さんのまじめできびきびした行進には頭が下がります。包帯を使った応急救護の実演(これは子どもたちがやります)や消防ポンプ車での放水演技などは日ごろの一丸となった訓練の積み重ねのご苦労が伝わってきます。
 昨年末調布で火事があり、水をかぶって向かいの家の老夫婦を助け出したとヒーローになった高校生の話しは皆さんの記憶にまだ残っているでしょうか?マスコミが高校だけでなく、彼の自宅にまで取材に押しかけた。その上事実は60代のタクシーの運転手さんが燃えている家に水をかけるという協力があった。そのことはいくら言っても記事にはならず彼1人が勇敢な決断と行動を取ったように書き立てられた。学校でも体育館の壇上の椅子にひとり座らせられほめたたえられた・・・とにかく疲労困憊。「高3で受験勉強したいのに〜」という悲痛な声をマスコミは聞く耳持たず、すっかり懲りてしまい『火よりマスコミが怖い』と言わせてしまったわけです。
 ついこんな話を聞くと、松本サリン事件で疑われた河野さん一家を思い出し、戦前戦中の扇動的な不幸な報道の罪を思い出し、イラクで誘拐され自己責任を追及された高遠さんたちを思い出し・・・いろんなことを連想してしまう私がいるわけです。光るくらげを発見してノーベル賞を受賞したボストン大学名誉教授下村脩氏が「自分が判断することが一番大事」といっていました。どんな時も一応自分の感性と知性に照らしてみる・・・そうしようと思いました。

写真の私の歪んだ顔はひとえに真冬の寒さのせいです・・・