絵本『うまれてきたんだよ』の原画展に行って来ました

2008年11月9日 19時06分 | カテゴリー: 子ども

どうしたらやさしくしあえる社会を作れるのだろうと静かに考えた

 武蔵小金井駅北口から歩いて10分、閑静な住宅街にあるギャラリーブロッケンで20年来のお付き合いが続いている画家味戸ケイコさんの原画展が昨日から始まり、いてもたってもいられず足を運びました。
 いつもならオープニングパーティーが和気あいあいとして行われる、その代わりといったら御幣がありますが・・・ヘルマンハープの伴奏で美しいソプラノでの子守唄と童謡、アベマリアなどが歌われました。ケイコさんは絵を描いたその気持ちで絵本の語りを披露しました。
 実はこの絵本はモデルはないそうですが虐待されて3歳で死んでしまった男の子の話しで内田麟太郎さんが文を担当されています。だからシューベルトやモーツアルトの子守唄もゆりかごの歌もカラスの子ももみじもみんなみんな世界中の理不尽な思いをした罪なくしてこの世から去っていった子どもたちへのレクイエム、そんな厳かな祈りが館内にあふれました。聴いている私たちの心も浄化されました。自分へのふがいなさとどの子どもも大切され愛情一杯に安心して育って欲しいという願いで涙がこぼれました。
 ヘルマンハープという楽器、聞きなれないでしょう。日本に紹介されてまだ3年ということです。ドイツの音楽を愛する一家に4番目の子どもが生まれました。重度のダウン症である彼にも是非自分で弾ける楽器をと20年前につくられたのがこのハープだそうです。包み込むような音色、天に届くかのような澄んだ声、やわらかい控えめな語り口に秘められた一歩も譲らない凛とした意志ある朗読。
 ほんとうによかったです!!16日午後2時からも内田さん味戸さんそろってコンサートと語りがあります。その場でサインしてくれた絵本も買えますよ。損はさせません?お友達誘って行ってください。勇気やる気元気がもらえますよ〜