あじさいとナイフの風景

2008年6月11日 19時42分 | カテゴリー: 活動報告

「忘れることは事件にならない」BY谷川俊太郎

 梅雨入りし、そこここに色とりどりのあじさいが心を捉えます。湿気が多いのがちょっとつらいけど私は雨は嫌いじゃないなぁと独り言。 
 朝、駅に立つことが増えました。レポートを配ったり、政策を訴えたり・・・。(“いけざ俊子”を再び議会に送り出すために、今日は社民党の市原広子市議も大活躍!!生活者ネットワークの議員やメンバーたちも連日たくさん応援に駆けつけてくれています。)それもこれも本気で働く議員の議席を狛江に得るためです。
 朝の風景。いっぱいの笑顔で元気に出勤する人は恐ろしく少なく、1時間に2〜3人しか挨拶を返す人はいません。疲れて、心を閉ざして見えます。日本人はシャイ?とも思えない。
 そんな最中の秋葉原で起こったとても凄惨で衝撃的な事件。でも25歳の“彼”が私には特別に異常な人間に思えないんです。どこにでもいる普通の日本人の青年。10日の天声人語に私は異を唱えます。・・・他者への鈍感と自己愛の落差に慄然とする、果たしてそうでしょうか?新聞記事で“彼”が書き込んだ掲示板の内容を読みました。痛々しく、もだえるような叫びに私まで苦しくなりました。他人から認められたい、愛されたい、必要とされたいと望むのは普通のことです。80年代にすでにマザーテレサが日本は物は豊かだけど愛がなくて貧しいと指摘していたのを覚えていますか?
 今、日本は相変わらず病んでいる。ささやかなことに心を躍らせる、人の笑顔に穏やかな幸せを感じられる、それが健全な社会の姿ではないでしょうか?みんな自分のことしか考えない・・・そこから一人ひとりが抜け出さない限り、日本の病は癒えないどころか重くなります。そして忘れることは事件にならない・・・。