高次脳機能障害って知っていますか?

2007年12月17日 01時39分 | カテゴリー: 福祉

17回目の結婚記念日に気持ちよい新しい風に吹かれました!

 高次脳機能というのは運動や感覚・知覚では説明のできない言語、動作、認知に関わる脳の働きをすべて指しているそうです。この障害をもった人たちとの支援の輪をつくるためにNPO法人VIVID(ヴィヴィ)の立ち上げを記念するセミナーに行ってきました。基調講演は30代のリハビリテーション医、橋本圭司氏。どこかの脳天気なタレントかぶれの知事候補の“はしもと”とは大違い!!テンポのよく進むお話は、難しいと敬遠されやすい医学の世界を身近に感じることができました。わかりやすくおもしろくきゅっとみんなの心をつかんで、笑いとともにひとつにしてくれました。たとえば「障害を受容させる」ことが大事といわれてきたけれど当事者にとって簡単なことではない。それより「何ができるかを一緒に見つけできたことをほめる」周りの意識、思い込みが変わると本人が笑顔になる。居場所を見つけてその人の能力が発揮できる・・・先生いわく「僕だって髪が薄くなったのを認めろって言われてもなかなか受け入れられないですよ。」ですって。障害のある人たちにとって気持ちのいいリラックスした関係、環境で暮らすことはとりもなおさずどの人にも心地よいものなのですね。
 ミニ・パネルディスカッションでは橋本先生の名司会〈迷!?)でケアマネで高次脳機能障害を経験した女性、16年前の交通事故の後遺症で右片麻痺とこの障害をもつ28歳の男性の母親、作業療法士でもあり杉並区の障害者生活支援課の女性職員、作業療法士で横浜市の高次脳機能障害者の作業所の所長(この人も女性!)がどんな地域支援が望まれるのかをそれぞれの立場から語ることで探っていきました。
 先日狛江でも社会常任委員会で障害者の雇用を進めるための話がされていましたが、どこか他人事な感じがしたのは障害者の人たちを“対象“として見ているからなのかな?と思いながらこの歯切れの良い真剣で前向きなやりとりを聞いていました。 
 セミナーのあった新宿のモノリスビルから「今日はいい人たちに出会えたな。」とほんわかした余韻にひたって駅に向う帰り道。地下道は人っ子ひとりいなくて、まるで世界に私ひとりになったみたい・・・な・の・に!なんとこの石油高騰の、地球温暖化のご時勢に誰も乗らないエレベーターが寂しく動いていました。東京都はのんきでおめでたいなあ。(いうまでもなくもちろんイヤミだよーん)