障がいのある人たちとの共生をさぐろう

2007年1月30日 02時10分 | カテゴリー: 福祉

共生の糸口は?

 
 私は学生時代“介助者グループ・エルピス”(エルピスとはギリシャ語で“希望”という意味)を立ち上げ、主に世田谷区梅ヶ丘の光明養護学校付近で親から独立して24時間介助を組んで生活する脳性マヒで肢体や言葉が不自由な障がい者たちと関わってきました。

 車イスを押して買い物に行くと世間の目を感じました。車イスを押す私には「えらいわねえ」と声をかけ、障がい者である友人には見ていない振りか、可哀相または不可解なものを見るような視線です。私はお店の人に、これは障がい者自身の買い物なのだとわかってもらう役目です。

 介助者と障がい者の定期的な会議では、「介助者とは障がい者のただの手足ではない」などと話し合ったり、自立生活をするのにアパートを借りるのも一苦労で「障がい者には隣に住んで欲しくないんだよ」とため息をつくこともありました。

 我が家の子どもが通う学校にはさまざまな障がいのある子どもたちがいます。おとなも子どもも障がいのある人たちの日常生活や障がいの特徴、問題が生じたときの接し方などもっともっと知る機会があればと思います。
 障がいは直せるものではありません。まず理解しようとすることでお互い嫌な思いや傷つくことが少なくなり、理解の輪がひろがれば共生の糸口がつかめると思います。

 狛江・生活者ネットワークでは“知りたい、会いたい、話したい”気持ちを企画にしています。おしゃべりサロンと名づけて、これまでに韓国文化に詳しい市内在住の大学の先生、不登校のフリースクールのリーダーと生徒たちを招きました。次回は養護学校の先生にきてもらう予定です。心地よい社会は市民自身の想像力や努力で築けることも多いと信じています。企画のアイデアを是非お寄せください。

上の写真 新築された緑野小学校を訪れ、新フリープレイの見学とヒヤリング